ピューリタン社
「ハイドラフロック」の
特長
ハイドラ形状の優位点
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ハイドラフロック~先進の検体回収テクノロジー
医療用スワブ・メーカーとして、長年の経験と実績を持つ米国・ピューリタン社の高い技術とノウハウが結実した「ハイドラフロック」(米国、カナダ、ヨーロッパの他、日本でも特許取得済み)。
何十本ものポリエステル糸を撚り合わせ、先端を花のように広げた形状の高密度の繊維を使用する独自の設計により、フロックスワブとして最高水準の検体回収率を実現しています。
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医療用スワブに於ける、ピューリタン社技術の先進性
ピューリタン社独自のフロック技術は、世界最高品質のポリエステルを調達するところから始まります。
工場に集められたポリエステルの糸は、何十本と撚り合わされ、先端が分かれて広がった(=ハイドラ状)繊維へと紡ぎ出されていきます。
そして、様々な長さに切断されたハイドラ状繊維がプラスチック製の芯に植え付けられ、フロックスワブに作り上げられていきます。
異なる長さの、先端が分かれて広がった形状の繊維が、無数に植え付けられていることにより、ピューリタン社のハイドラフロックは非常に大きな表面積と表面張力を産み出しています。このことにより、フロックスワブとして、最高レベルの検体吸着~溶出効率を達成しているのです。
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ハイドラフロックとは?
ハイドラとは、ギリシャ神話に登場する九つの頭を持つ海蛇Hydraを語源としています。
ポリエステル糸を何十本も撚り合わせ、先端を広げたハイドラ状繊維を使用する独自の技術により、ピューリタン社ハイドラフロックは非常に高い検体回収性能を達成しています。
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フロックスワブの優位性
フロックスワブとは、ポリスチレン等の樹脂製の軸の先端部に短い繊維がブラシ状に植え付けられているスワブのことであり、スワブ表面近くで検体をトラップするため、液相培地等への検体のリリースが効率的に行われ、結果として高い検体の回収率が得られます。
これに対し、従来型の綿棒では、繊維のかたまりに検体を吸着するため、繊維のかたまりの奥に滲み込んだ検体はリリースされにくく、回収率は低く止まります。
このため、今日では多くのインフルエンザ等の検査キット向けにもフロックスワブが使われています。
ピューリタン社のハイドラフロックは、軸先端に植え付けられている繊維の先端をハイドラ状に広げることによって大きな表面積と表面張力を作り出し、より表面に近い部分で検体をトラップすることにより、高い検体回収率を実現しています。
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従来の繊維スワブ
検体は繊維の中に取り込まれます
採取した検体は繊維の中に浸透して取込まれます
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フロックスワブ
検体の収集やリリースに優れています
採取した検体は綿球の表面に留まり80%以上*がリリースされます
*メーカー研究室によるデータ