2019年12月以降、中国湖北省武漢市を中心に発生し、短期間に世界に広まっている新型コロナウィルス（COVID-19）に関して、国立感染症研究所から「2019-nCoV（新型コロナウイルス）感染を疑う患者の検体採取・輸送マニュアル」が出されております(2021年3月26日更新)。それ以外に、国立感染症研究所、国立国際医療研究センター、全国保健所長会、地方衛生研究所全国協議会、日本感染症学会、日本環境感染学会、日本臨床衛生検査技師会、日本臨床微生物学会、厚生労働省健康局結核感染症課から、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針（第4版）」が2021/6/4に出されております。
厚生労働省より「新型コロナウイルス感染症のPCR検査等における精度管理マニュアル」が2021/4/16に出されております。
当社では「指針」や「マニュアル」の中で示されている検体採取、輸送を行うための各種器材とワクチンの保管・輸送に使用する機材を提供しております。
検体採取に使用するフロックスワブ、液体輸送培地
咽頭や鼻咽頭から検体を採取するためのフロックスワブ、液体輸送培地
フロックスワブによる鼻咽頭からの検体採取方法は下記動画をご参照下さい。
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プール方式PCR検査向け唾液採取綿棒＆不活化液
プール方式とは複数の人の検体を混ぜて検査する手法の事を言います。
例えば5人から採取した検体を1度にまとめてPCR検査し、結果が陰性なら5人とも陰性と判断。陽性なら、5人を個別に再検査するというものです。
個別検査よりも費用が安く、判定時間も短くなります。
厚労省からも「新型コロナウイルス感染症（COVID-19）検体プール検査法の指針」が出されております。
プール方式に特化した唾液採取用綿棒＆不活化液の組合せ商品の取り扱いを始めました。
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プール方式検査向け唾液綿棒とPCRメディアカタログ
PDFファイル（2022-12-23 ・ 17MB）
喀痰採取容器
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喀痰採取容器
PDFファイル（2022-06-15 ・ 269KB）
PCRプレート自動分注機、ピペットナビゲーション
手間のかかる分注作業やピペット操作をサポート、作業ログ機能も付いている為、測定標準作業書の作成にも役に立つ自動分注機とピペットナビゲーションシステムののお取り扱いを始めました。
簡易キャビネット
・HEPAフィルタにより安全な作業環境を実現
・非接触スイッチで稼働
・軽量設計の為、持ち運びが便利
・小型新型コロナウイルス検査装置収容可
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簡易キャビネット
PDFファイル（2024-04-30 ・ 211KB）
ウイルス検査用 精度管理試料（不活化whole virus）
Randox社製ウイルスコントロール試料
SARS-CoV-2自体を不活化した試薬です。
不活化されたウイルスサンプルですのでウイルス検査の精度管理用コントロールとしてご使用いただけます。
この商品の最大の特徴は
SARS-CoV-2に対するRNA抽出から検出まで完全なトレースをした精度管理(フルプロセスコントロール)ができます。
関連PDFのダウンロード
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Randox社製 ウイルス検査コントロール試料
PDFファイル（2022-07-15 ・ 398KB）
検体輸送について（カテゴリーB）
検体輸送について（カテゴリーB）
上記の組み合わせでのご使用をお勧めしております。（法的要件は3次容器までになります）
上記の使用説明動画を作成しました。
冷蔵保存にて検体を運搬される場合の保冷ボックスは「BioBoxQ」をおすすめしております。
3次包装までの梱包については、こちらの資料を参照ください。
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バリアパウチ・バリアボックス使用法説明資料
PDFファイル（2022-08-15 ・ 469KB）
容器の組み合わせについて
- 「バリアパウチA5R」1枚と「バリアボックス5」（15mL試験管が6本くらい入ります）
- 「バリアパウチA5R」1枚と「バリアボックス450」（15mL試験管が18本くらい入ります）
- 「バリアパウチB4R」1枚と「バリアボックス450」（15mL試験管が24本くらい入ります）
- 「バリアパウチB4R」2枚と「バリアボックス450」（15mL試験管が48本くらい入ります）
がおおよその収納数になっております（直径16mmの試験管を用いた場合）。
- SARS-CoV-2の遺伝子検査の検体を外注にて検査する際の輸送は、カテゴリーBの感染性物質の規定に従い輸送することが、所定点数4回分の算定に必要とされております。
- 不活化されたSARS-CoV-2疑いの検体の輸送について、日本郵便からカテゴリーBの感染物質の規定に従ったもののみを取り扱うことが示されています。
- 「貨物自動車運送事業者を利用して検体等を送付する場合の包装に関する遵守事項」が令和2年4月14日に策定されています。
ドライアイスを冷媒として使用する際の取り扱いについて詳細に記載されています。事故防止のためにお読みください。
- その他
「感染性物質輸送容器紹介ページ」、弊社の「感染性輸送容器カタログ」と国立感染症研究所の「2019-nCoV（新型コロナウイルス）感染を疑う患者の検体採取・輸送マニュアル」を参照ください。
また、IATAより「Guidance for Operators」が出されております。
「新型コロナウイルス輸送キット」のご紹介
「どの商品をどのように組み合わせたら良いのかよくわからない」というお客様の声にお答えし、「新型コロナウイルス輸送キット」を新発売しました。一般病院様での検体数に最適なサイズの商品を組み合わせ、10回分の検体輸送に対応します。
| 品名 | バリアパウチセットA5R 10 |
|---|---|
| 品番 | BRS-A5R10 |
| 定価 | 8,400円 |
| 商品構成 | バリアパウチA5R × 10枚 バリアボックス5 × 10個 吸水バッグ6連 × 10枚 |
関連PDFのダウンロード
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バリアパウチセット A5R10 発売案内
PDFファイル（2022-08-08 ・ 135KB）
ワクチン輸送・保管商品
ワクチンの輸送用容器としまして、下記がございます。
- BioBox CELL（販売中）
- 保冷バッグ（2月15日発売）←事務連絡「新型コロナウイルスワクチン接種に係る冷凍ワクチンの冷蔵移送について」掲載品がございます。
-70℃にも対応するワクチン保管用容器としまして、下記がございます。
- BioBox Freezer（2月15日発売）
ウイルス関連カタログダウンロード
ウイルス関連よくあるご質問
- Q商品の在庫について教えて下さい。
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＜カテゴリーB対応検体輸送用品＞
ご注文頂いてから10日から２週間程度お時間を頂いております。
バリアパウチ、バリアボックス、吸水バッグにつきましては国内生産品であり、急激な注文量の変動がありましても順次入荷する体制を維持しております。
- Q注文しましたが、納期はいつ頃になりますか？
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＜カテゴリーB対応検体輸送用品＞
ご注文いただいてから10日から２週間程度でお届けできるよう手配をしております。
- Qブレイクポイントがないスワブの使い方を教えて下さい。
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当初、検査にはブレイクポイント付きのスワブをおすすめしておりましたが、在庫逼迫のためブレイクポイントなしのスワブをお使いいただく場合があります。その際には、綿球部分を輸送液に差し込んだあとチューブの高さ程度の長さで軸をニッパーまたはハサミで切断し輸送液のキャップを締めてください。
以下の動画を参考ください。（百日咳の検体採取用説明動画）
- Q透明なチューブに入ったスワブの使い方を教えて下さい。
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ドライトランスポートシステムのスワブは、検体採取時にスワブをチューブから引き抜き、検体を採取します。ウイルス輸送液に懸濁する際には、採取液の入った試験管にスワブを差し込み、ブレイクポイントで折ってください。ブレイクポイントがない場合には、ニッパーやハサミで切断してください。
以下の動画を参考ください。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMvcm2010260?query=featured_coronavirus
- Qユニトランズ-RT トランスポート・システムの在庫状況は？
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UT-116 、UT-117については在庫ございます。
それ以外の品目につきましては、世界中から引き合いがあり、入荷の見通しがたっておりません。
ハイドラフロック・スワブまたはドライトランスポート・システムとウイルス輸送液を、組み合わせてのご使用をお願いしております。
- Qドライアイスで冷やして輸送したいのですが
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三次容器としてバリアボックス5をお使いの場合には、保冷容器を用意して頂き三次容器とドライアイスを並べて入れることをお勧めしております。
必要とするドライアイスの量は、輸送時の温度や輸送時間によって必要量が大きく変動するため判断致しかねます。ご了承ください。二次容器は密閉されます。二次容器内にはドライアイスを絶対に入れないでください。
貨物自動車運送事業者を利用して検体などを送付する場合の包装に関する遵守事項（令和2年4月14日策定）
- QカテゴリーAとカテゴリーBの違いは？
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詳しくは、直接担当営業までお問合せ下さい。
（株式会社スギヤマゲン 微生物事業部・機能容器事業部 mail@sugiyama-gen.co.jp）
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